既読スルーな夫に返事をさせる奥の手
こちらの記事に書いたとおり、夫と別居を初めてから、必要な連絡が取れないことに困る日々が続いています。
LINEはスルー、電話は出ない、メールはそもそも読んでいない(未読が100件以上あるような状態だと思われます)。
もう、しょっちゅう連絡を取り合いたいわけではないから、事務的な確認事項があったり、子どもが「パパと話したい」と言ったときなどの「必要最低限」で連絡するのですが、その必要最低限にすら反応しないので、本当にイライラ、ヤキモキさせられます。
10分後にLINEの返信がきた「奥の手」

そんな夫の反応を引き出す奥の手を、この間発見しました。
名付けて「お母さんに言うよ」作戦(子どもか!)。
以下のようなLINEを送ったら、10分後には返信がきました!
あまりにも反応がないので、もしかして倒れてるんじゃないかと心配。もう少し待ってみて返事がなかったら、お義母さんに連絡してあなたの様子を見に行ってもらうね。
私が義母に「◯◯さんと連絡が取れなくて。病気で倒れているんじゃないかと心配なんです」と連絡すれば、義母はすぐに駆けつけるでしょう。
夫としては、そんなことになったら面倒極まりないということで、私がそんな行動に出る前にと、すぐに返事をしてきたわけです。

「無視したら面倒なことになる」と思わせる
これは、義父母がかなり過保護な人たちで、夫のところに車や電車で行ける距離に住んでいて、かつ夫は親から干渉されるのが煩わしい…という状況があってのこと。既読スルーする夫たちすべてに使える手ではないでしょう。
でも、「どうして返事をくれないの? 悲しい…」とか「あなたのこと心配だから、お願いだから連絡して」みたいな感じで情に訴えても響かない、「用事があって連絡してるのに無視するなんてサイテー」と攻めようものなら余計に逃げていく…そんなASD的な人には、「無視したら余計に面倒になる」という条件を突きつけるのが有効だと思います。
ASD的な人は情では動かされないけれど、面倒なことは全力で回避しようとする。情ではなく、損得に訴えかけるのがポイントです。
義両親が近くに住んでいないとか、逆に同居してるとかで同じ手が使えない場合は、例えば「安否が心配だから、あなたの会社に連絡して出勤してるか確認させてもらうね」とか、「あなたの友だちの◯◯さんに、あなたが元気かどうか聞いてみるよ」とか。
とにかく「それはやめてくれ!」と思うようなことを提案すれば、嫌々ながらも動いてくれるわけです。
こっちも良い気持ちはしないので、あんまり何度も使いたい方法ではないんですけどね……。
※夫は、私から見て発達障害の特性に当てはまるものを多く持っているというだけで、医師の診断を受けたわけではありません。義母は特に疑問を持たずに育ててきたようですし、普通に就職して働いているので、検査しても診断は下りないかもしれません。
私は、今のところ夫が「発達障害かどうか」はあまり気にしていません。ただ、発達障害のことを知ってから、それに特性に近い個性や性質を持っている夫のことを以前よりは理解できるようになったと感じています。そんな私の視点で過去を振り返ったり、今現在の別居という形での夫婦のあり方の模索の様子をお伝えすることが、同じような悩みを抱いている方のお役に立てればと考えています。